世界最古の木造建築として知られる法隆寺。約1300年の長い歴史を経てもなお現在の姿を保ち続けています。このことから日本の建築技術は世界でもトップクラスですが、一方で日本の住宅は欧米と比べ3割から4割高いと言われています。
その理由としては、日本は地震大国であるが故に様々な建て方(構造)が誕生しました。日本は元来神社仏閣の伝統的な建て方である木造軸組工法が主流でしたが、欧米で多く使用されている2×4(ツーバイフォー)工法をはじめ、近年様々な建築工法が増えることで価格がハウスメーカーごとに異なり、ブラックボックス化されています。
また、日本は江戸時代から続く問屋制度の商流が今も続いており、特に建築業界においてはメーカーから商社といった中間流通マージンが多く発生します。こういった仕組みから日本の建築費用は高くなっているのです。
このような業界の仕組みを見直し適正な価格を提供することや、過剰になりがちな建築構造や性能についてアドバイスすることで、本来お客様がやりたかったことを諦めずに理想の家づくりを実現するのが私たちの使命です。